腎臓から尿道までの尿路と、男性ならば精巣等の前立腺生殖器や生殖機能に関する疾患を治療します。
前立腺肥大症、前立腺癌、前立腺炎、尿路結石、膀胱炎、尿失禁、過活動膀胱、性感染症、ED(勃起不全) 、夜尿症などまだまだいっぱいあります。
膀胱癌・腎癌のフォローアップを致します。
尿が出にくくなった、残尿感がある、尿が漏れる、血尿が出た、排尿をすると痛い、頻繁にトイレに行きたくなるなどおしっこのことが気になるのでしたら1度受診してみてください。
また、男性不妊症の診断と治療を行うのも泌尿器科です。
ある程度の年齢になると、特に夜のトイレが近くなるという方は多くいらっしゃいます。
この加齢による変化は、抗利尿ホルモンの夜間における分泌の低下などに起因すると考えられており、それ自体は「異常」ではありません。
ただ、他に頻尿の原因があったり(前立腺や膀胱の疾患が隠れている)、頻尿の症状で生活に支障を来たしている場合は治療対象となります。
男性も女性も年齢と共に尿意を過敏に感じるようになり、正常ならば脳から抑制がかかってがまんできるはずのおしっこが、膀胱が自律的に収縮してしまって漏れてしまう、過活動膀胱という病態によることが多くあります。
男性には前立腺があるため、前立腺に対する投薬も必要になることがあります。 いずれにしても、飲み薬で改善することも多くありますので、お悩みでしたら受診をお勧めします。
膀胱炎が女性に多い原因は、尿道(膀胱から尿の出口まで)が男性よりも短いために、会陰部から菌が逆行して膀胱に侵入しやすいためと考えられています。
きちんとした治療を行えば菌は必ず消滅しますので理論上は完治するはずです。
繰り返される方は、おしっこを我慢することが多い、あまり水分をとる習慣がない、など生活パターンを変えるように助言しています。
PSAは前立腺がんを検出するのに非常に有用な腫瘍マーカーです。
しかしPSAが高いからといって、必ずしも前立腺がんがあるわけではありません。 前立腺肥大症や尿路感染症などでも値は上がります。
PSA高値を言われたら、必ず泌尿器科を受診してください。 PSAの値、年齢、前立腺の大きさなどを考慮して、前立腺生検を行う必要があるかどうかを判断します。